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切磋琢磨

2016.02.01
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太くしたいし、細くしたい。

梁をどうやって組むかを考えるときは、太くしたいというのと、細くしたいというのとのせめぎ合いなんですね。
もちろん太くしておけば丈夫になるので問題はありません。見え方も木の太さ丈夫さを感じる見た目になります。
そういう見せ方をした住まいも素晴らしいのですが、扇建築工房では強度を確保したうえで、必要以上に木を太くしないで、太さ強さが強調されすぎないつくりを目指しています。
貴重な天竜杉を合理的に大切に使うということ、また置かれる家具や障子のきれいな格子が映える住まいになります。
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