代表者ブログ
一生感動

2006.09.05
カテゴリ:

低年齢化?

小学校6年生が同級生をナイフで切りつけた。


確かに耳を疑いたくなるような凄惨な事件でもあり、こうした事件の低年齢化がしきりに叫ばれている。


『どうしてもっとしっかり手荷物検査を徹底しないんだ?』とか『ナイフの持込みはちゃんと禁止されてたのか?』とか『どうしてもっと早く先生が気付かないんだ?』とか・・・
視聴者の高感度を得る為にしきりに学校側を非難する。


どう考えても親の教育に問題があるようにしか思えないが・・・。


『事件を未然に防ぐために、子供にも早いうちから携帯電話を持たせるべきだ』なんていってる番組に、大手の電話会社がスポンサーになってたりして・・・。
なんとなくこれに似てる。


もっと違った切り口から考えてみると、本当にこうした事件は低年齢化してるんだろうか?


昔からこの種の事件は沢山あっても、情報の伝達が遅くメディアが取り上げなかったりしただけではないだろうか?


メディアの都合(その日にたまたま他の事件・事故が少ないとか・・・)で必要以上に、過大に、或いは歪曲されて伝えられていないだろうか?


きっと明日は事件が少ない、紀子様出産報道に忙しいから・・・。


確かにこうした凄惨な事件を伝えられる度、いたたまれない感情を持つ。

しかし、こうした事件を伝えていく事で、伝えられていく事で、未来の社会にどんな解決をもたらすのであろう。


こうした報道が繰り返されるほど、事件が助長されはしないだろうか。

メディアのあり方も含め、不安が募る。