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切磋琢磨

2016.12.10
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真鍮(しんちゅう)の釘

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こんにちは、扇建築工房の井口です。
扇建築工房では、そのまま見えてくる釘やネジに、真鍮(しんちゅう)で出来たものをよく使います。

家が完成したばかりのときは、木材も壁も、全部の素材が新品できれいなので良いのですが、木や漆喰といった、自然素材はだんだんと経年変化していきます。
そのときに、釘やネジだけがいつまでもピカピカなままではそれだけ浮いてしまいます。

真鍮(しんちゅう)は、はじめは金色のピカピカですが、酸化によりだんだんと渋い黒褐色に変化していき、年月が経ったときに違和感のない味わいがでます。

釘の頭は大きいほど、足も長いほど、頑丈に留まりますが、頭があんまり大きくても目立ち過ぎ、足も長すぎても突き抜けてしまうので、いろいろと考えた上で使う種類を決めています。

ウッドデッキの床や、外壁の木を留めているところに良く使っています。
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