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切磋琢磨

2018.07.16
カテゴリ:

自分の土地なのに敷地いっぱいには建てられない

こんにちは、扇建築工房の井口です。

「自分で間取りを描いてみる」の続きです。

細かい話すぎたかと思っていたところ「続きを楽しみにしてます!」と応援のメッセージをいただいたので、励みにがんばります!

前回間取りは出来ました。でもその間取り、実際に建てられないかもしれません。

建築物は、自分の敷地だからといって好き勝手には建てられないことになってます。
建築基準法という法律でいろいろと制限されます。

代表的なものの一つに「建ぺい率(けんぺいりつ)制限」があり、実際にも設計を左右することがあるものなので、まずはこれをチェックしてみましょう。

 

建ぺい率(けんぺいりつ)とは

家を真上から見たときに、建物のある部分が敷地に占める割合です。

緑を100としたときに赤が何パーセントあるかのことです。

例えば、赤の面積 敷地100㎡のとき、緑の面積 建物部分が50㎡だったら、建ぺい率は50パーセントということになります。

この割合の上限が制限されているので、好き勝手に敷地いっぱいいっぱいに建てることはできないことになっています。

 

建ぺい率の出し方

ということで手順をみていくと

①敷地の面積を調べる

緑の面積を出します。

●方法1 実際に敷地測って面積を計算する
●方法2 法務局で測量図を取得する 測量をしたことがなければ記録はないので、方法1でがんばる

 

②建物の真上から見た面積を出す

赤の面積を出します。(建築面積と言います。)

地面にくっついている部分ではありません。
例えば2階建てで2階が1階より飛び出ているコダワリの間取りを描いた方は1階と2階を重ねて真上から見た面積を出します。

 

③建ぺい率制限を調べる

市役所で教えてもらえます。
土地を購入された方は、「重要事項説明書」に載っています。
浜松近辺では制限40%〜60%が多いです。

 

④割合を出す

「②で出した面積」÷「①で出した敷地の面積」で割合を出します。
何パーセントになりましたか?

 

⑤適合かどうかの確認

④で計算した割合が、③で調べた建ぺい率制限より小さいこと確認します。

 

⑥超えてしまっていた場合

もし超えていたら、納まるように間取り考え直しです!


内容はかなり簡略化しました。
ちゃんと細かいことも知りたいという方は「けんぺいりつ」と検索すれば、詳しい解説がたくさんでてます。

 

井口慎弥
扇建築工房 https://www.ougi.jp/
お問合せ  https://www.ougi.jp/contact/