代表者ブログ
一生感動

2006.02.02
カテゴリ:

住宅営業

どんなモノでも、そのモノ自体に魅力があって、その消費者から口コミでその魅力が伝わりさえすれば、モノは商品力だけで売買が成立する訳で、消費者にとっては、販売経費や広告経費の計上がされていない金額でモノを購入できます。
我々庶民には、これが理想ですよね。多分・・・。

しかしそうはいっても、計画的に製造・販売したい場合だったり、消費者にわかりにくかったり難しい商品を販売する場合だったり、上場目指して売上金額を倍増しなければならなかったり、商品力自体がなかったり・・・その他良い悪いはともかくとして、いろんな事情で、営業マンが必要になるケースもあります。

そして、営業マンがいるだけではダメな場合、販売促進ツールとしてカタログを作ったり、販促用ビデオ作ってみたり、テレビCMやってみたり、我々の業界なんかでは展示場作ってみたり・・・。
いわゆる広告宣伝費にお金をかけるわけです。
消費者に正しいイメージを湧かせてもらうには良い方法だと思いますが・・・。

私の知っている限り、住宅の営業マンの給料は、基本給+歩合給で成り立っていて、商品力の乏しい会社ほど、営業力に頼る傾向が強く見られ、そういった会社程、歩合給が高く設定されています。基本給はゼロだけど、歩合給は請負金額の9%なんて会社もありました。
こういうのをフルコミッション制度って言うらしいですが。
例えば2000万円の家、一軒の売買によって営業マンは180万円も貰えちゃうわけです。すごいでしょ。

こんな話もありました。
先日、ある方が建築相談にみえたんです。
そのご夫婦、興味はなかったらしいのですが、某ハウスメーカーの営業マンの話を聞きにいったんですって。
興味も無いのに何でって聞いたら、『とりあえず、その営業マンの話しを聞くだけで15,000円もらえる』っていうんです。

マジっすか?私も聞きたいって言っちゃいましたよ。(笑)
やっぱ、同業者はダメらしいですが・・・残念。
でも、このお金、誰が払ってるんですかね。
きっと、その会社で家を建てたお客さんが負担してるんですよね。

こんなことばっかやってるから、ダメなんですよ。建設業界って。