fbpx
   

スタッフブログ
切磋琢磨

2019.12.23
カテゴリ:

焼杉の外壁って、実際のところどうなの?

 

こんにちは。扇建築工房の三村です。

先週末の見学会にご来場頂いたみなさま、ありがとうございました。

 

 

その際に、みなさんが一様に興味深く見られている場所がありました。

外壁の焼杉です。

中には、「これって、腐ったりしないの?」等、質問してくださった方もいました。

 

 

扇建築工房の建物は、その多くが焼杉の外壁を使用しています。

 

なので、今回は『焼杉の外壁って、実際のところどうなの?』という観点で、簡単にその特徴をお伝えしたいと思います。

 


 

1. 焼いていない木材に比べて、腐りにくい

 

焼杉は、表面だけを焦がして炭化させています。

炭自体は、腐るということがないため、一般的な焼いていない木材に比べると、

腐りにくいという特徴があります。

加えて、扇建築工房で使用している焼杉は、手間をかけた手焼きで作られたもの。機械で焼いたものに比べ、表面の炭化層が硬くなっています。

 

2. 焼いていない木材に比べて、燃えにくい

 

一般的に、乾燥した木材の着火点は250℃前後。木炭の着火点は300℃前後といわれています。

つまり、炭は木材よりも着火点が高いため、初期の着火性は木材より低く、燃えにくいという特徴があります。

暖炉にくべるのは薪(=乾燥した木材)で、木炭を使用することはあまりないですよね。

 

3. 年月が経過すると、違う風合いが楽しめる

 

表面の炭は、時間の経過とともに少しずつ落ちていきます。

すると、どうなるでしょう?

炭が落ちると、木目が浮き立つ「浮造り*」になります。

新築時から、ゆっくりと時間をかけて変化していく風合いをお楽しみ頂けます。

 

*浮造り:木材の年輪を引き立てて見せるために、針葉樹の板の柔らかな部分を磨いてへこませ、木目の部分を浮き立つようにした仕上げ方法。

住まいづくりの情報サイトe-house HPより

 

↓こちらは炭化層が落ち切った焼杉の壁。木目が綺麗に浮き出ています。

 

 


 

どうでしたか?

 

私が初めて焼杉の外壁を見たときに、疑問に思ったことを中心にお話させて頂きました。

 

外壁は、建物を印象づける重要な部分であると同時に、防水や防火など様々な機能性が求められるところです。

 

じっくり検討してみてくださいね。

 

 

 

 

 

三村美香

扇建築工房 https://www.ougi.jp/
お問合せ  https://www.ougi.jp/contact/