代表者ブログ
一生感動

2007.11.05
カテゴリ:

コンプライアンス

土地を購入する場合、契約を不動産仲介業者の事務所などで結び、1ヶ月ほど後に残金の支払いと同時に所有権移転登記を行う。この事は土地の決済などと呼ばれているが、この時は大金が動くため多くの場合金融機関の応接室などを借りる。


今月末の決済に向け、ある金融機関に応接を貸していただけるようにお願いをした。この金融機関に、たまたま買主さんが口座を持っていたので。
応接室の予約には買主、売主のフルネームを記載しないといけないらしく、私はそれぞれの名前を伝えたのだが・・・。


買主さんから先日クレームをいただいた。
偶然にもこの金融機関に口座を持つ買主の親御さんのところへ、連絡があったらしい。お子さんご夫婦が新築用地を買うみたいなので、親御さんからも当行の住宅ローンを勧めてもらえませんかって。
完全なる個人情報の目的外利用。


この金融機関には今まで何回も同様の問題を起こされている。
その都度、気をつけるように話しはするのだが・・・。
担当者個人の問題ではなく、企業全体の体質である。


今日、この金融機関を訪ねてお話しさせていただいたが、当然悪びれる様子は無かった。(泣)