-
家代の家
床座で暮らす、畳リビングのある家。
区画割された分譲地の一画に、プライバシーを保ちながらも自然を感じられる暮らしができる住まいを計画しました。道路面に設けた塀のように細長く伸びた部分は、視線を遮るだけでなく、風を捕まえて室内に導きながら暑い西日から室内を守る、涼しく住まうための設計の工夫です。
- 中に広がる庭には、華奢な枝をもった山取りの木々を植えました。枝葉が風に揺れる様子は、室内に居ながらも目に見えない風の流れを感じさせてくれます。その庭に浮かぶように設えたデッキでは、四季折々の木々の下で、食事を楽しむのに十分な広さを確保しました。
造園設計・施工:荻野寿也景観設計