代表者ブログ
一生感動

2006.02.10
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作品

設計させていただいた建築物を『作品』と呼ぶ建築士が結構多い。
建築士と言うより、いわゆる建築家に多いのであろうか。


ちなみに、建築士・設計士・建築家・・・いろんな呼び方があるが、正式なのは建築士だけであって、設計士などという資格は無い。
また、設計監理のみを業とし、施工を一切行わない人たちの中で、自らを建築家と称している人がいる。


いずれにせよ、お客様から数千万円という大金を預かり、一生、快適で健康で楽しく過ごしていただく為に、ご家族の立場に立って、家創りを考えようとした場合、その建築物を『私の作品』だなんて表現できる神経が私には理解できない。


作品と言う言葉には、施主不在の中で進められる、何か建築士の自己満足的な匂いを強く感じてしまうのは私だけではあるまい。