今月のコラム

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2010.11

八幡の家、再訪。

2008年12月に竣工した八幡の家。
引き渡しから2年が経過した今、
点検を兼ねて住み心地を伺いに訪ねました。

訪問者:鈴木 昌司(設計担当)

好きな物に囲まれて暮らす。

敷地の東側は幹線道路に赤電の高架線、西側には高層病院と街中に佇む八幡の家。施主様のご家族とお知り合いというご縁でご紹介を頂きご夫婦の住まいを設計させていただきました。

設計上の課題は駐車場計画とプライバシーの確保でした。敷地面積45坪弱の中、幹線道路や敷地内での車の切り返しは難しいので1階を全てガレージとし駐車スペースを確保、2,3階を生活の場と設計しました。
東側の喧騒をさえぎるために階段室を東にはねだし道路に対して壁を設け、西側の病院との視界をさえぎるために洗面室、浴室を西にはねだしました。よって2階リビングからデッキへと続くバルコニーはコの字型となりプライベートな中庭となるよう演出してます。

ご主人の趣味は学生の頃から集め始めたビンテージグッズ。
好きな人にはたまらない年代物のアロハシャツや革ジャン、ジーンズ等々がとてもきれいに陳列されています。ショップ顔負けの品数、品揃えで私も昔はアメカジやビンテージ物に興味がありましたので話しはつきません。

そんなご主人の趣味を時に優しくそして時に厳しく(笑)見つめる奥様のまなざしが微笑ましかったです。竣工した今でもお時間あれば弊社の見学会に遊びに来て,お決まりのデートコースなんて笑って話すご夫婦はとても仲がよくうらやましい限りです。

将来的には2階のバルコニーを植栽や花壇で彩り風や緑を五感で感じて暮らせるよう計画していくと奥様、また次回遊びに来るのがとても楽しみです。
今後ともよろしくお願いします。

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2010.8

鴨江の家、再訪。

今年3月に完成した鴨江の家。
引き渡しから4ヶ月が経った今、
点検を兼ねて住み心地を伺いに訪ねました。

訪問者:長谷川 淳(設計担当)

居酒屋風古民家な家に。

施主は高校からの友人、かれこれ20年以上の付き合いです。彼からは良くも悪くも多くのことを学び、自分の人生に影響を与えてくれた一人です。奥さんとは大学時代、アルバイト先が一緒でした。そう、奥さんを紹介したのは自分。まさか結婚するとは当時は考えもしていませんでした。…そんな彼らの家を設計するとは当然考えもできないわけで…。1年前、”家創り”という大きな「事業」をまかせていただいて、とても嬉しかったことを記憶しています。

彼らからの要望は、”居酒屋古民家風”…これをテーマにネットや雑誌の情報を見て、また打ち合わせと題して飲みに行ったり、お互い気兼ねなくざっくばらんとした打ち合わせはとても楽しいものでした。

キッチンの長座卓に目がいきがちな設計ではあるが鴨江という街中に、土地に抜けを見つけ、建物向きも東西南北にこだわり、緑豊かな庭も確保できたこと、そして木製建具を全開放したときのリビングからの眺めで一杯飲めるプランができたときは、”はまった”と思いました。

訪問したこの日は、猛暑ということがピッタリなとても暑い日。庭のプールで遊ぶ娘さんを横目にカウンターで彼と一杯(冷茶でしたが)やりながら、彼らの愉しそうな表情に、「思い通りの家になったんじゃないかな」と確信に似た思いを抱いたのでした。

LDKで18畳、と決して広くは無い空間にたくさんの居場所がある空間は、酒好き集まり好きなご家族にはぴったり。まさにそんな場となりました。木部の塗装工事は外も中もご主人が自ら行い、かなりの重労働だったはず。その苦労の甲斐あって、この居酒屋のように落ち着ける空間が実現したのでした。

木の家はメンテナンスにそれなりに手が掛かります。しかし、あの苦労を厭わなかった彼なら、きっと永く愛着の湧く住まいとして、お手入れしてくれることでしょう。

次は、ゆっくりお酒が飲める時間にお邪魔したいと思ってます。今後ともよろしく。

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