代表者ブログ
一生感動

2017.10.22
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工事請負契約書

私が社会人になった頃なんて、契約といっても契約書と簡単な図面だけ、みたいな感じでしたが、時代の流れなのか、最近では添付する契約図書が増える一方。
約款はもちろん、瑕疵保険や重要事項説明書まで、住宅会社側はともかく、説明を聞かせれる建て主さんはなかなか大変だと思います。

昨日も午後の2時からノンストップで説明して、終わったのは5時半すぎ。
3時間半もの間、私の説明を聞かされるわけですから拷問以外の何物でもありません。
ほんとなら、あと1時間くらいかけてじっくり説明したいところなんですが…。笑

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実は10年程前に建築士法が改正され、設計や工事監理の契約をする際は、必ず管理建築士または所属の建築士が建築士免許証を提示した上で、重要事項について建て主さんに説明することが義務付けられてます。
設計事務所としての機能をもたない工務店や大工さんが、設計事務所の名義だけ借りて工事を請負ってしまうケースが後を絶たず、瑕疵があった時の責任の所在を明確にするために定められた制度ですが、ちゃんとやってる住宅会社にしてみれば迷惑な話しですね。